iPhoneのPGをやるにあたって準備?ヒント?



先日までソース公開をしていたので書くことがいろいろあったのですが、しばらくネタがなさそうです。

ですので、iPhoneのPGをやり始めて3ヶ月たち、私が思ったことをまとめてみました。

英語はある程度読めるように。


iPhoneのプログラムのサンプルなどはほとんどが英語です。
英語がわからなければほとんど知識が得られないと思ってもいいでしょう。
日本人が翻訳や紹介してくれるのを待っていたらなかなか開発できません。
googleやexciteなどの翻訳してくれるサイトがありますが、
技術的なものはうまく訳してくれないのが当たり前です。
技術書を読めるようにするんではなく、英語サイトのQ&Aが
どんな質問をしているかを大まかにわかるぐらいは、
読めるようになっていた方がいいです。
ですから、中学英語ぐらいはできるようにしておけばいいと思います。

C言語をある程度理解出来るように。


Objective-Cは、C言語の上位互換であるのでC言語で作成しているライブラリが
流用できることはご存じだと思います。
それだけの為に勉強するのではいけないと思います。
それは、この言語は、メモリやファイルなどに柔軟に対応できるすごい言語です。
提供されていないライブラリを作ることが出来ます。
例えば、私の場合、iPhoneで撮った写真のメタ情報を取得したいと思ったのですが、
提供されていなかったので、C言語の低レベルアクセスで作成し取得しました。
また、C言語(特にポインタ関連)が理解があると、
組み込み系でメモリ関連をスムーズに操作できるようになりますので、
遠回りになるかもしれませんが、是非学んでください。

一般的な情報処理を身につける


パソコンってどういう風に動いているのか知らない方が増えてきてます。
PCの組み立てや設置ができても中身がどのように動いているのか知らない人が多いようです。
知らなくてもPGはできるじゃん・・・って思う方は多いと思いますが、
ちょっと高度なPGを作ろうとするとある程度基本的な知識を知っていないと、
数行で作れるものが数十倍にふくれあがったりすることもあります。
また、作業効率もアップします。
基本情報処理試験に出てきそうなものを一通り目を通しておくのが良いでしょう。
C言語に挫折してもまだ大丈夫ですが、基本情報処理だけはせめて
理解できる方が今後その道に進むことになっても強みになりますので・・・・。

Macソフト作成用Xcodeであらかじめ使い方を勉強しておく方がいい。


もともとXcodeは、Mac用です。直ぐにiPhone用を作るよりMacで勉強してインターフェイス
Objective-Cを学んでやって行く方がいいです。
iPhoneは、組込系ですので、文法がある程度わかっていないと組めません。
ちょっとしたミスでバグが出てしまいますので、
それが文法ミスなのかタイミングでバグが出ているのか等の判断がわからなくなり、
混乱してしまい挫折を早めてしまいます。
まず、大まかでいいので、文法を勉強した方がいいですが、教材がなければ、勉強しにくいです。
ですから、MacソフトをPGして勉強するのがベストだと私は考えます。

Apple Dev Centerのサンプルや技術書をよく見ておくこと


他のサイトに書いているSampleはすごく高度な技術や逆に問題なところが削っている場合が多いです。
また、間違ったことを書いていたりしていて、最初は動くように見えるが、
メモリリークを起こしていて1時間ぐらい起動してしまうとPGが動かなくなることも多々あります。
Apple Dev Centerのサンプルコードは、標準的な書き方をしており、
あまり抜けがないように書いています。
ですので、一部を除いてさほど難しく書いていないと私は思います。
こういうのを作りたいなと思う場合は、まず、Apple Dev Centerのサンプルをみてください。

InterfaceBuilder(IB)は、実際のPGでは使わない方がいい。


IBは、GUIで画面周りを作成するのにはかなり優れたソフトだとは思います。
が、XMLで書かれた書類を翻訳して表示している事もあり、プログラムの起動時間がネィティブより
かなりかかります(多分最適化されていないのでしょうから使ってないプロパティも
読み込んでいるんでしょう)プロトタイプを作ったり、
ハリボテ(画面の動きだけの為の中身のないプログラム)用と考えましょう。
ちなみに、私の方針は初期プログラムはBIで作成し、
バージョンUP時にネイティブで作成としています。

っとこんな感じです。こんな文章役に立つのでしょうか(^^;